妊婦のストレス

2009年06月10日

メンタルヘルス カウンセリングの 森のこかげのHPより
http://www.appuyer.jp/index.html

子宮とストレス・交感神経

子宮には交感神経が密に張り巡らさせています。
そのため、交感神経の緊張や亢進に、敏感に反応します。

わたしたちの身体には自律神経が走っていて、
いろいろな働きをしています。
自律神経には、交感神経系と副交感神経系があります。

緊張感・不安感・怒り・悲しみ・苦しさなどの強い感情、
そして、ストレスや葛藤は、
交感神経系を亢進(興奮)させることになります。

興奮(亢進)した交感神経の末端からは
ノルアドレナリンという物質が、大量に分泌されます。
大量に分泌されたノルアドレナリンは、血管を収縮させたり
臓器の筋肉を緊張させることになります。

子宮には、特に交感神経が豊富に走っているため、
交感神経の興奮に敏感に反応して
子宮筋を緊張させることになります。
強い精神的なショックや苦しみによって、
子宮筋をよじり、下腹部の痛みを生んだりもします。

このような子宮筋の緊張と収縮は、
子宮のうっ血をも生むことになります。
そのため長い間の積み重なりが、子宮筋腫その他
さまざまな症状や病気を生むことにもなるわけです。

妊婦への強いストレス、ショックや強い悩みなどは、
副腎という臓器からアドレナリンという物質が分泌させます。
副腎は腎臓の上にある小さな臓器で
いろいろなホルモンを分泌するところです。

母体で大量に分泌されたアドレナリンは、胎盤を通過します。
胎盤を通過して胎児に入り、胎児の血管をも収縮させます。

胎児はお腹の中でアドレナリンを浴びて
生理的なストレス状態におかれることになるわけですね。
こうしたことが繰り返されると

お腹の赤ちゃんのときから
生理的なストレス環境のなかで育ってくることにもなります。

こうしたことを考えると
妊娠したお母さんたちの心の安定を大切に支えてゆく・・・ということが、なにより重要だということが分かります。

以上

つまり妊婦時代のストレス解消、環境作りは、とっても大事なことなんですよ。

その方法や
その出会い
そのための知恵や
ちょっとした工夫を

みんなで探っていきましょう~~~




Posted by ぽじお at 20:41│Comments(0)
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